髪の毛に栄養が回ってくる順番は、体の中で一番最後だと言われています。そのため日頃の生活から、必要な栄養摂取に気を使うことが大切なんです。

薄毛や脱毛の原因には色々なものがありますが、そのうちの一つに5αリダクターゼという物質があります。これは男性ホルモンの異常作用によって生成される物質であり、ヘアサイクルを狂わせてしまうといわれています。
5αリダクターゼを防止するには、栄養バランスを整える必要があると考えられています。
では、5αリダクターゼを防止する栄養とは何なのでしょうか?

毛髪の成分はタンパク質。
だからといって、動物性たんぱく質を摂取するだけでは、5αリダクターゼを活発化させるだけらしいのです。
大豆や納豆などの植物性タンパク質を摂取することで、髪の毛の生成を促すとともに、5αリダクターゼの働きを抑制する効果があります。

次に、必要なのが亜鉛です。
ごく少量の亜鉛が細胞の再生を促したり、あるいは5αリダクターゼの働きを抑制すると言われています。過度の摂取は危険ですが、レバーやアーモンドなどにより、適度な亜鉛を摂取することが必要。

次に大切なのがビタミン類。
ホウレンソウ、卵、グレープフルーツ、ナッツなどには、血行を良くする成分が含まれているそうです。頭皮の血行不良を防ぐためにも、ビタミン類の摂取は大事です。

日頃の生活習慣を見直す

自分の経験をもとに何よりお伝えしたいのが、普段の生活習慣から気を付けることの重要さです。
タバコは、抗酸化作用を弱め、酸化作用によって活発化する5αリダクターゼの働きを元気にさせてしまいます。本気で髪の毛の健康を維持したいのなら、禁煙をすることをお勧めします。

さらに、ストレスを溜める生活も、髪の毛の健康にはよくありません。ストレスがあると、抗酸化作用が弱まり、5αリダクターゼの働きを強めてしまいます。
可能な限り、ストレスを溜めないようにしましょう。

なにより、規則正しい生活をし、十分な睡眠を取ることが重要です。髪の成長は、寝ている時に活発になると言われています。
睡眠時間が不十分であると、髪の成長を阻害する原因にもなります。きちんとした生活が、髪の毛を含めた体全体のバランスを整えるということです。

また、薄毛や育毛の悩みは、早めに行うことが効果的といわれています。
「薄いな」と思った時には、すでに進行している状態。実感した時からスタートを切ることは、予防ではなく対策になってしまうからです。
理想は、20代前半から予防措置を行うことですが、すでに年齢を過ぎた人は、できるだけ早めに対処することが重要です。

備えあれば憂いなしと、ことわざにもありますが、髪の健康維持もまさにその通りですね。